モダン：ぼくのかんがえた最強の《魂剥ぎ》の作り方(仮)

《魂剥ぎ》　(4)(B)(B)
クリーチャー　-　デーモン　レア
探査
～の探査能力によって飛行を持つクリーチャー・カードが追放されたなら、～は飛行を持つ。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、到達、トランプル、警戒についても同様である。
4/4



　運命再編の期待のホープ。《石塚の放浪者》の従兄弟または《Frankenstein’s Monster》や《縫合グール》の親戚の、通称アシュラマンさん。
　最悪でも6マナ4/4バニラと探査持ち生物としてはまぁ悪くないコストパフォーマンスを持つ自力では飛んでないデーモン。

　おそらくこのカードを見た瞬間ほとんどのプレイヤーはこう思ったはず。「全部の能力持たせたら超つよそう」。

　ということでせっかくなので「ぼくのかんがえたさいきょうの《魂剥ぎ》を作ってみようと思います。




　1)　「さいきょうのクリーチャー」に必要な能力

この《魂剥ぎ》は最大で11のキーワード能力を得ることができます、
しかしよく見るといくつかの不要な能力が混じっているので必要な能力だけをピックアップしてます。

飛行　　○
先制攻撃　×　二段攻撃を持てば不要
二段攻撃　○　本体が4/4とそこまで大きくないのでダメージを伸ばすためにも是非欲しい
接死　△　得られるならあってもいい
速攻　○
呪禁　○
破壊不能　○　呪禁があればそこまでいらないが、せっかくなので
絆魂　○
到達　×　飛行があれば不要
トランプル　△　得られるなら
警戒　○　制圧力が欲しい


ということで、実際に必要な能力は、
「飛行、二段攻撃、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、警戒」の7つとなりました。



　2)　種になるクリーチャーを選別

　ではさっそく探査の種になるクリーチャーを選別していきます。

　まず考えたいのは「二段攻撃」「破壊不能」「呪禁」をキーワード能力として持つクリーチャーが少ないということ。
　歴史が浅いだけでなく、例えば《ファルケンラスの貴種》は破壊不能を得ることはできますが《魂剥ぎ》で追放した際に得られる能力は飛行と速攻だけ。《忍耐の原型》は常在型能力により呪禁を得ることはできますが探査で追放した際に得られる能力はありません。

　それらの能力を持ち、なおかつ実用レベル(だと思う)カードを探してみます。

◇二段攻撃
ドラグスコルの肉裂き　飛行、二段攻撃、絆魂
予言の炎語り　二段攻撃、トランプル
破壊のオーガ　二段攻撃　※自力でディスカードできる

◇破壊不能
希望の天使アヴァシン　飛行、警戒、破壊不能
ダークスティールのガーゴイル　飛行、破壊不能
永岩城の君主、今田　破壊不能、警戒
ぬいぐるみ人形　破壊不能

◇呪禁
鷺群れのシガルダ　飛行、呪禁
悟った達人、ナーセット　先制攻撃、呪禁
サグのやっかいもの　トランプル、呪禁
ディミーアの黒幕ラザーヴ　呪禁
聖トラフトの霊　呪禁
孤独な亡霊　呪禁
最後のトロール、スラーン　呪禁



かなりあやしいカードもあるけど割りとまじでこのくらいしかいなかった感がすごい。特に破壊不能。




　3)　組み合わせてみよう

　では早速組み立てていきましょう。

二段攻撃枠は《ドラグスコルの肉裂き》。

　※飛行、二段攻撃、絆魂

破壊不能枠は《希望の天使アヴァシン》。

　※飛行、二段攻撃、絆魂、警戒、破壊不能

呪禁枠は《サグのやっかいもの》

　※飛行、二段攻撃、絆魂、警戒、破壊不能、呪禁、トランプル


・・・あかん、こいつらだけやと速攻がつけられへん。

　層が薄すぎて速攻を持つクリーチャーがいませんでした。
　一応もう一枚探査できるのでそいつでなんとか・・・勘弁したってください。



　4)　リベンジ

もうこうなったら形振り構っていられない。11個の能力全部つけてやる！


二段攻撃は結局こいつしかいなかった！《ドラグスコルの肉裂き》！！

　※　飛行、二段攻撃、絆魂

せっかくだから破壊不能はこっち！《永岩城の君主、今田》！！

　※　飛行、二段攻撃、絆魂、破壊不能、警戒

呪禁は層が薄い！《サグのやっかいもの》！！

　※　飛行、二段攻撃、絆魂、破壊不能、警戒、呪禁、トランプル




　※　残り　　先制攻撃、接死、速攻、到達

　・・・あ(アカン)　これ無理やわ。